株式会社ドワンゴを退職します

こんにちは。お久しぶりです。mesoです。

2019年6月末をもちまして株式会社ドワンゴを退職いたします。
兼務出向していた株式会社バーチャルキャストからも抜けることになります。

7月からは、SO Technologies株式会社にて執行役員VPoEとして働くことになります。

ドワンゴで何をしてきたか

2009年9月からドワンゴでエンジニアとして働いていたので、9年10ヶ月在籍したことになります。この業界としては長いですね。

入社当初は、着うたが1曲ダウンロードされたときにお金をどう分配するかを計算するシステムの開発を行ってました。yoshiori や t_yano や yamashiro や kuzuha など、本当に優秀なメンバーと一緒に開発することができ、このチームが僕の原点とも言うべきチームです。

その後、ニコニコのサービス側に移り、ニコニコ動画モバイルの開発リーダーをやったり、Windowsストアアプリの開発チームを自ら立ち上げたりしてました。Windows ストアアプリで VoQn や koizuka と一緒に仕事できたのもとても良い経験になりました。

2012年ごろにエンジニア大量退職が発生し、その立て直しのためにエンジニアの生産性を高めるために何でもする組織「技術コミュニケーション室」を立ち上げ、室長に就任しました。
その辺の経緯はこのインタビュー記事でも書いております(せっかくブクマ稼いだのにURL変わっちゃったんですよね) 。

インタービュー記事の中では、そのときに辞めなかった理由として「自分自身が嫌だと思うまでは辞める必要はないと思いました」という綺麗なことを書いてますが、経験豊富なエンジニアが抜けるとその分社内における自分の価値が相対的に上がるのでは、という打算があったのも事実です。

この打算は見事にあたり、結果として30代半ばで年収1000万円を超えることができました。

ドワンゴは給料が低い、みたいな風潮があるのであえて金額を書きましたが、成果を出した人間に対してはきちんと報いる会社だと思っています。 僕のように役職ついてマネジメントをするみたいな道ではなく、スペシャリストなエンジニアであってもそれは変わりません。

その後はエンジニア組織を強くすることを軸に働いてきましたが、N高等学校のプログラミング教育に携わったり、 以前のエントリに書いたように人事部長も経験させていただいたり、バーチャルキャスト社の立ち上げに参加させていただいたり、 非常に多くの経験をさせていただきました。

退職理由

最近のドワンゴの経営状況が影響していないというと嘘になります。

2月に川上さんが取締役を退任したことが、これからの自分のキャリアを見直すきっかけになりました。 積極的にドワンゴを辞める理由はないものの、一旦自分の市場価値みたいなものを計るのもいいかな、と。

そうすると、思った以上に「エンジニア+人事」の経験というのが、多くの会社に求められていることがわかりました。

この経験を兼ね備えている人物というのが少ないからこそ希少価値があり、現在の年収がそれなりにあるにもかかわらず、その何割増ものオファーをいくつもいただきました。
このままドワンゴで過ごしていると希少価値は下がり、自分の市場価値も下がってしまうことが予想されるため、今が一番高く売れると判断し、転職を決意しました。

転職先の会社を選ぶにあたっては、新しいチャレンジとして経営に携われることを一つのポイントとして設定していました。
いくつかお話を伺った中で、「エンジニア組織を強くする人材を探している」「執行役員としてがっつり経営に携われる」「評価頂いた年収オファーも申し分ない」そして何よりも「経営者の人柄がとても良く、誠実で信頼ができる」という点から、SO Technologies という会社にJOINすることを決めました。

SO Technologies とは

SO Technologies はこの7月から生まれ変わる新たな会社の名前で、ソウルドアウト株式会社の子会社である「テクロコ」および「サーチライフ」の2社が合併してできる会社です。
オプトグループの一員としてWebマーケティングを企業向けに提供している会社ではありますが、オプトが大企業向けに行うのに対して、中小企業向けに行うのがソウルドアウト株式会社であり、そのソウルドアウトの子会社が SO Technologiesです。

SO Technologies は名前のとおり、テクノロジーの力を使ってWebマーケティングを地方や中小の企業に、それこそ町のうどん屋さんやクリーニング屋さんなどにまで使ってもらうことを目指し、そのためのサービスを企画・開発・提供する会社です。

もしご興味がありましたら、お気軽に Twitter や Facebook などでご連絡ください。

最後に

ドワンゴは間違いなく僕にとってとても良い会社でした。
万人にとっていい会社というのは難しいとは思いますが、多くのエンジニアにとっていい会社であるとは言えると思います。

僕は今回転職という選択をしましたが、ドワンゴもニコニコもまだまだこれから伸び代があると本気で思っています。
最後になりましたが、僕に成長の機会を与えてくださり、本当にありがとうございました。